Gladysは、Macユーザーにとって非常に便利なシェルフ系アプリです。画像、テキスト、URL、連絡先など、さまざまな情報をドラッグ&ドロップで簡単に保存し、必要なときにすぐに取り出せる機能を提供しています。特にMacOSのウィジェット機能と組み合わせることで、その利便性は格段に向上します。
Gladysの最大の特徴は、複数のアプリ間での情報の受け渡しをスムーズに行える点です。作業中に一時的に保存したい情報があれば、Gladysにドラッグするだけで簡単に保管できます。また、保存した情報はタグやノートを追加して整理することも可能です。
最新バージョンのGladys 1.7.0では、macOS 14用の新しいウィジェットが追加され、特定のテキスト検索やラベルを表示するように設定できるようになりました。ウィジェット上の項目を選択するとGladysが開き、お好みのアクションで項目を選択できる機能も追加されています。
Gladysのウィジェットを活用するには、まずMacのウィジェットギャラリーからGladysウィジェットを追加する必要があります。デスクトップの何もない場所で右クリックし、「ウィジェットを編集」を選択するか、通知センターからウィジェットギャラリーにアクセスできます。
Gladysウィジェットには複数のサイズがあり、用途に応じて選択できます。小さいサイズでは最近追加したアイテムのプレビューが表示され、大きいサイズではより多くのアイテムを一覧表示できます。
ウィジェットの設定では、表示する内容をカスタマイズできます。特定のタグが付いたアイテムのみを表示したり、検索キーワードでフィルタリングしたりすることが可能です。これにより、必要な情報だけをウィジェット上に表示させることができます。
ウィジェット上のアイテムをクリックすると、Gladysアプリが開き、そのアイテムに対して様々なアクションを実行できます。テキストのコピー、URLを開く、画像の保存など、アイテムの種類に応じた操作が可能です。
Gladysはシェルフ系アプリとして、Mac上での作業効率を大幅に向上させます。複数のアプリを行き来しながら作業する場合、情報の一時保管場所として非常に便利です。
例えば、ウェブブラウザで見つけた画像やテキスト、リンクをGladysにドラッグしておき、後でワードプロセッサやメールアプリに貼り付けることができます。この過程で、クリップボードを何度も使い分ける手間が省けます。
Gladysの特筆すべき点は、ドラッグ&ドロップの柔軟性です。Safariやchromeから画像をドラッグした場合、それをURLとして扱うか、画像ファイルとして扱うかを選択できます。この細かな制御が可能なため、目的に応じた最適な形式でデータを受け渡せます。
また、Macの仮想デスクトップ環境でも快適に使用できます。Gladysはメニューバーアイコンから呼び出すことができるため、どのデスクトップ画面からでもアクセス可能です。アプリを広げていても呼び出せるので、作業の流れを中断することなく情報を管理できます。
Gladysの大きな魅力の一つは、iCloudとHandoffを使ったデバイス間の連携機能です。MacとiPad、iPhoneでGladysを使用している場合、保存したアイテムはすべてのデバイスで同期されます。
これにより、MacでWebサイトから収集した情報をiPadで編集したり、iPadで作成したスケッチをMacで加工したりといった、クロスデバイスでのワークフローが実現します。デバイス間の情報移動がスムーズになるため、作業の継続性が高まります。
iCloud同期は非常に高速で、ほぼリアルタイムに近い速度でデータが更新されます。これは、開発者がソフトウェア開発を手広く手がけているスキルの高い方であり、アプリのパフォーマンスに細心の注意を払っているからこそ実現できている機能です。
また、iPadでのドラッグ&ドロップ機能との相性も抜群です。iPadでは複数アプリ間のドラッグ&ドロップが可能ですが、Gladysを介することでより複雑な操作も簡単に行えるようになります。
Gladysには無料版と有料版があり、用途に応じて選択できます。無料版では最大10項目までの登録が可能で、基本的な機能はすべて使用できます。多くのユーザーにとって、この10項目という制限は実用上十分であることが多いでしょう。
有料版はApp内課金で購入でき、わずか120円(Mac版)という手頃な価格設定になっています。iOS版と合わせても240円と、コーヒー1杯分程度の出費で制限なく使用できるようになります。これは競合アプリのYoink(Mac版980円、iOS版730円、合計1710円)と比較すると、約5分の1の価格です。
有料版の最大のメリットは、保存できるアイテム数の制限がなくなることです。大量の情報を扱うユーザーや、プロジェクトごとに情報を整理したいユーザーにとっては、有料版へのアップグレードが推奨されます。
ただし、多くのユーザーにとっては、10個という制限はむしろ整理整頓の助けになるという側面もあります。必要なものだけを保持し、不要になったものはこまめに削除する習慣が身につくため、情報の管理が効率的になります。
Mac用のシェルフ系アプリには、Gladys以外にもYoinkやCopiedなどがあります。それぞれに特徴がありますが、Gladysには独自の強みがあります。
Yoinkは老舗のシェルフアプリで、多機能かつ安定した動作が魅力です。しかし、前述の通り価格が高めであり、Gladysの5倍近い費用がかかります。機能面ではほぼ同等であるため、コストパフォーマンスを重視するならGladysが優位です。
Copiedはクリップボード拡張アプリとしての側面が強く、コピーしたものが自動的に登録される仕組みになっています。これは便利な一方で、不要な情報まで自動登録されてしまうデメリットがあります。また、開発者のサポートが停滞しているという報告もあり、長期的な使用を考えるとGladysの方が安心感があります。
Gladysの特筆すべき点は、シンプルさと使いやすさのバランスです。必要な機能は十分に備えつつも、操作が直感的で学習コストが低いのが特徴です。また、開発者のサポートが丁寧であり、定期的にアップデートが提供されている点も安心材料となります。
特にMacとiPadの両方を使用するユーザーにとっては、Gladysの連携機能は大きなアドバンテージとなるでしょう。iCloudとHandoffを使った同期は非常にスムーズで、デバイス間の情報移動がストレスなく行えます。
Gladysは2020年頃から注目を集め始め、特にiPadユーザーの間で高い評価を得ていました。その後、Mac版が登場したことで、クロスプラットフォームでの使用が可能になり、さらに人気が高まっています。
ウィジェット機能の強化により、デスクトップからすぐにアクセスできる利便性も向上しました。macOS 14用の新しいウィジェットでは、特定のテキスト検索やラベルを表示するカスタマイズが可能になり、より効率的な情報管理が実現しています。
Gladysの開発者は、ソフトウェア開発を手広く手がけているスキルの高い方であり、ユーザーからのフィードバックに基づいた改善を継続的に行っています。このため、アプリの安定性や使い勝手は常に向上し続けています。
最新バージョンのGladys 1.7.0では、レギュラーモードとワイドモードでの新しいアイテムの外観が改善され、エッジからエッジまでのユーザーコンテンツ表示が特徴となっています。また、ツールバーの貼り付けボタンで、アイテムの貼り付けに許可を要求する必要がなくなり、操作性が向上しました。
さらに、新しいアプリのインテントでGladysを開き、クリップボードを貼り付ける機能も追加されています。これにより、ショートカットアプリなどと連携した自動化も可能になりました。
Gladysは、単なる情報の一時保管場所としてだけでなく、作業フローを効率化するツールとして活用できます。例えば、プロジェクト関連の資料をGladysに集約し、ウィジェットでいつでも参照できるようにしておけば、作業の切り替えがスムーズになります。
また、頻繁に使用する定型文やURLをGladysに保存しておけば、いちいちファイルを開いたり検索したりする手間が省けます。これは特に、複数のプロジェクトを並行して進める場合や、クライアントワークなど多くの情報を扱う場合に有効です。
Gladysのもう一つの利点は、視覚的な情報管理が可能な点です。テキストだけでなく画像や色情報なども保存できるため、デザイン作業やビジュアル関連の仕事をする方にとっても便利なツールとなります。
総じて、GladysはMacユーザーにとって非常に価値のあるツールであり、特にウィジェット機能と組み合わせることで、その真価を発揮します。シンプルながらも必要十分な機能、手頃な価格、クロスデバイス連携の充実など、多くの魅力を備えたアプリと言えるでしょう。